【台という字】
胎の月偏は、肉であります。
その右の台の字で、
これは流石【さすが】と
感心する文字でありまして、
台という字は
我という意味であります。
肉月に台【われ】という字を
配して胎という字を作った。
これは限りなき意味が
考えられますね。
なお又台は天極に
天神の座である紫微【しび】星があり、
それを守る三つの星の名でもあります。
台は薹の略字ではない。
星の名であるとともに又、
われの意に用いられる。
天つ神を守る星即ち台であり、
台はわれである。
何と深遠な思索ではありませんか。