安岡正篤一日一言 令和元年06月14日(金曜日)

【安重深沈 ①】

 「安重深沈(あんじゅうしんちん)なるは、
 是れ第一の美質なり。
 天下の大難を定むる者は此人(このひと)なり。
 天下の大事を弁ずる者は、此人なり。
 剛明果断(かだん)なるは之に次ぐ」(呻吟語・品藻)

 安重の安は、人に安らぎを与えることです。
 人に安らぎを与えるということは、
 政治においても企業においても、最も大切なことです。
 あの人ならば安心してついていける、
 絶対に間違いがないと人から思われる、
 そういう人物のことです。
 人物ができてきますと、その人の一言によって、
 大抵のことは治まるものです。