松下幸之助翁のお話 6月13日 寛厳よろしきを得る

指導者はいわゆる寛厳よろしきを得ることができるよう心がけることが大事だと思う。

やさしさばかりでは、人びとは安易になり、成長しない。厳しさ一方でも、畏縮してしまい、のびのびと自主性を持ってやるという姿が生まれてこない。だから寛厳よろしきを得ることが大切なわけであるが、ただこれは、厳しさと寛容さを半々に表わすということではない。厳しさというものはなるべく少ない方がいい。20%の厳しさと80%の寛容さを持つとか、さらには10%は厳しいが、あとの90%はゆるやかである、しかしそれで十分人が使えるというようなことが一番望ましいのではないだろうか。