【教育家原則】
(イ)教育勅語(ちょくご)を精究(せいきゅう)せよ。
(ロ)職業的教育者に堕(だ)せず、
常に好学老、求道者たるの心得を持て。
(ハ)国民学校にては雑学末技(まつぎ)を排し、
道徳教育を主眼とせよ。
(ニ)専門学校にては国民学校の基礎に立ち
徹底して学問抜芸を教授せよ。
(ホ)私教育を興せ。
風教を興し、人材を養い、厚生を進めるため、
各地方にすぐれた人物を中心とし、
或(ある)いは神社或いは寺院、
或いは私宅における義塾的教学を興し、
学校教育万能の風を改めよ。
(ヘ)社会教育を充実せよ。
図書館、博物館、商工奨励館、美術館、
動植物園等の施設、各種の研究会、
講習講演会等を充実し、学校教育を補え。