安岡正篤一日一言 2018年12月01日(土曜日)

【歳暮の箴】

 一 年また ここに暮る。
   悔無きや。

 二 ここにこの年を送る。
   一辞の自ら寄すべきありや。

 三 ひそかに善事を行うて、
   この年の記念とせん。

 四 自から宜【よろ】しく三宿を去るべし。
   心中の宿慝【とく】。
   腹中の宿便。
   家中の宿塵。
       (*慝、隠れた悪のこと)

 五 元日曙色の気。
   除夜鐘声の心を忘れず。