安岡正篤一日一言 2018年07月02日(月曜日)

【緑蔭清談】

 神秘は何処にもある。
 君と僕とこうして緑蔭に同じ茶を飲み、
 同じ物を食べる。
 それがちゃんと君の身体になり僕の身体になる。
 学者の眼はいつも神秘を窺いている。
 いかに多くの人々が酒も飲まぬに悪酔していることであろう。
 怒り・恐れ・憎み・嫉妬・その他様々の悪感情の為に、
 胃の腑の食物が醗酵し、血液中に毒素が生じる。
 いつも妻のうるさい愚痴や争い、
 夫のふしだらや怒鳴りに悩まされている様な男女は、
 始終悪酔しておるのと同じだと医学者は言っている。