安岡正篤一日一言 2018年06月03日(日曜日)

【職業の意義】

 我々が依(よ)って以(もっ)て衣食しつつ、
 これを通じて何等か社会の進運を
 亮(たす)けてゆく手段を職業と言う。
 例えば、ここにある村の小学校に勤めている
 一人の真摯(しんし)な訓導がある。
 彼は小学教員という職業によって衣食しつつ、
 この職業を通じて、彼の属する各社会すなわちその小学校、
 その村に貢献しているのである。
 それは同時に大なり小なりその府県、
 引いては国家という大社会の進運をも亮けている。