安岡正篤一日一言 2018年05月05日(土曜日)

【人間観察の意義】

 人間は造化が何千万年何億年かかって、
 勤労の結果、かくの如く真善美を解し、
 これを希(ねが)う者として
 地上に生まれ出でたのである。
 これを思えば、我々は人間に対して
 おのずから敬虔(けいけん)に、
 かつ温裕なるべきが道である。
 我々は人間のあらゆる心境を
 こまやかに観察することによって、
 着実慎密(しんみつ)に、しかしできるだけ
 雄大荘厳な理想を抱かねばならない。