松下幸之助翁のお話 3月 2日 魂のこもった朝礼

朝、仕事をはじめる前に朝礼をする会社や商店が多いようであるが、この朝礼をただ惰性で行ってはいないだろうか。会社や商店が順調にのび、世間の評判もよくなる。銀行も金を貸してくれるし、事業もたやすくできる。そうなってくると、最初全員が真剣であった朝礼も何となく気がゆるみ、形だけに終わってしまいがちである。社員も従業員も一番注意せねばならないのはこうした時期ではないかと私は思っている。

だから、朝礼をするならば魂のこもった朝礼というものを常に心がけねばならない。そうでなければ朝礼を行なう価値がない。形だけなら何にもならないと思うのである。