松下幸之助翁のお話 2月13日 一人の力が伸びずして……

自分は1年にどれだけ伸びているか、技術の上に、あるいは社会に対する物の考え方の上に、どれだけの成長があったか、その成長の度合をはかる機会があれば、これは簡単にわかります。しかし、一人ひとりの活動能力というか、知恵才覚というか、そういう総合の力が伸びているかどうかをはかる機会はありません。けれども、私は5%なり10%、あるいは15%伸びた、と自分で言えるようでないといけないと思います。やはり一人ひとりが、自分の力でどれだけのことをしているかということを反省してみることが大切です。

一人ひとりの力が伸びずに社会全体の力が伸びるということはないと思うのです。