安岡正篤一日一言 2018年02月10日(土曜日)

【今こそ勉強を!】

 そもそも学問というものは落ち着きが肝腎であり、
 才というものは学問が必要である。
 学問でなければ才を広めることが出来ぬし、
 落ち着きがなければ学問を完成することが出来ぬ。
 好い気になって怠けていては本来のうまみを磨き出すことは出来ぬし、
 心がけわしくてがさがさしていては人間の本性を整えることは出来ぬ。
 年は一刻一刻過ぎ行き、心は年毎にうとくなって、
 所謂恍惚(こうこつ)になって、遂に枯れ落ちてしまう。
 そうしてむさ苦しい家に住んでいくら歎(なげ)き悲しんでも、
 もうその時は遅いのである。
 だから今の中にしっかり勉強せよというわけです。