安岡正篤一日一言 2018年02月09日(金曜日)

【宗教・道徳・学問の目的】

 古来宗教・道徳・学問は
 なんのために人間に存して来たか、養われて来たか。
 みなこれ真実の自己を徹見し、
 これを陶冶(とうや)するために他ならないので、
 今後の文明が若し救われる運命にありとすれば、
 われわれ人類が若しその破滅を免れる運命に恵まれておるとすれば、
 この偏し過ぎた科学・技術の文明に、
 更に精神的・道徳的文明を相応させることである、
 ということはこれは疑いのないところであります。