安岡正篤一日一言 2018年01月20日(土曜日)

【感覚神経と自律神経】

 道徳がないと、人間はだめになる。
 ホルモン機能がないと人間はだめになり健康はだめになる。
 神経でいうと、自律神経というものがないとだめになる。
 感覚神経だけではだめ。
 われわれの内臓はすべて自律神経で生きておる。
 自律神経の中でも、特に大事なのは
 迷走神経と抑制機能を司(つかさど)る神経系統で、
 これが臍(へそ)の中心から1センチほど下のところ、
 すなわち臍下丹田(せいかたんでん)というところに一番集まっておる。
 刺激があった時にぐっと抑制をするのがこの神経である。
 道徳とは感覚神経に対する自律神経の働きをするものであります。
 だから欲望に対しては、克己的な働きになる。
 道徳心を失ったら、
 人間は放縦(ほうしょう)になり、軽薄になってだめになります。