松下幸之助翁のお話 12月18日 利害を一にしよう

おとなと青年、あるいは子供との間に断絶があるとすれば、それはわれわれの言う商売的な利害を共にしていない、さらにもっと高い意味の利害を一にしていないからだと思います。

親は子のために、子は親のために、ほんとうに何を考え、何をなすべきかということに徹しているかどうか、また先生は生徒のためをほんとうに考えているかどうか、生徒は先生に対してどういう考え方を持っているのか。そういう意識がきわめて薄いために、そこに溝ができ、それが断絶となり、大いなる紛争になってくるのではないでしょうか。時代が時代だから断絶があるのが当然だと考えるところに根本の錯覚、過ちがあると思うのです。