安岡正篤一日一言 2017年11月23日(木曜日)

【求めるとぶつかる】
 書物でも、何か真剣に
 研究を始めて本屋へ入ると、
 それに関連する文献は必ず目に入る。

 不思議に、それこそ本に
 霊があるかのように、
 待ってましたといわんばかりに、
 ふいっと目に入る。

 これは本屋漁【あさ】りする人は
 皆経験することだ。

 ところが、こちらが何の問題意識もなしに、
 つまり空空漠漠で本屋へ行っても、
 くだらない駄本しか目につかない。

 それと同じように、
 人間も真剣に求めていると
 必ず求める人物にぶつかるものです。

 生きた人物にもぶつかるし、
 故人にもぶつかる。