安岡正篤一日一言 2017年11月13日(月曜日)

【主 婦 ①】

 一家を立派に治める婦人は、
 その家の女王であり、大臣である。

 彼女は夫や子供の為に
 仕事ができるようにする。

 彼等に障碍が起らぬように護り、
 寝食万端の世話をする。

 彼女は大蔵大臣である。

 そのお蔭で一家の
 経済は均衡を保つ。

 彼女は文化相である。

 家なりアパートなり、
 きちんと整え飾られていたら、
 それは彼女の努力である。

 彼女は又文相である。

 子供を小学から大学に入れ、
 成績と教養に対する責任を持つ。

 一人の婦人が一家を全き
 小世界にすることができた時には、

 偉大な政治家が
 一国の大事を治めた時にも
 比すべき誇を感じてよい。