安岡正篤一日一言 2017年11月05日(日曜日)

【生きるということ】
 吾々が生きるということ、
 それは一体何故生れたんだろう、
 何のために生きるのだろう。

 生れない方がよかったのではないか
 というようなことは許されない。

 生きることは絶対なんである。

 生れざるべからずして
 生れたのである。

 何のためにとか、
 何が故にとかいうことは、
 生きるということから
 後に生じて来るのである。

 生きるそのことは絶対である。

 造化の事実である。

 道を学ぶ、道に達する。

 こういうことは総て
 自ら勝手に考えたり、
 或いは他の力によって
 動かされる境地から
 次第に絶対化することである。

 自慊になることである。