安岡正篤一日一言 2017年10月17日(火曜日)

【徳を好む】
 食を欲し、色を好む様なことは、
 未【ま】だ人間の一般的な
 低い性能に過ぎない。

 徳を好むに至って
 始めて人に高き尊き
 大いなる生があるのである。

 我等【われら】世紀末の
 人間は性能の低きに走って、
 この徳を好むことが出来ない。

 才を愛し得ても徳を解しない。