安岡正篤一日一言 2017年09月25日(月曜日)

【独行道 ②】
一、世々【よよ】の道に背くことなし。
  ただ猫の眼の如く移り変る風俗習慣の 
  流のなかに、萍【うきぐさ】の様に漂うて、
  新を真と心得て居る者は浅露である。
  達人は万古の心を思う。

二、よろづ依怙【えこ】の心なし。

三、身に楽をたくまず。

四、一生の間欲心【よくしん】なし。

五、我事【わがこと】に於て後悔せず。

六、善悪につき他を妬【ねた】まず。

七、何【いずれ】の道にも別れを悲しまず。

八、自他ともに恨みかこつ心なし。

九、恋慕【れんぼ】の思いなし。