安岡正篤一日一言 2017年07月02日(日曜日)

【緑蔭清談】

 神秘は何処にもある。
 君と僕とこうして緑蔭に同じ茶を飲み、
同じ物を食べる。
それがちゃんと君の身体になり僕の身体になる。
学者の眼はいつも神秘を窺いている。
 いかに多くの人々が酒も飲まぬに悪酔していることであろう。
怒り・恐れ・憎み・嫉妬・その他様々の悪感情の為に、
胃の腑の食物が醗酵し、血液中に毒素が生じる。
いつも妻のうるさい愚痴や争い、
夫のふしだらや怒鳴りに悩まされている様な男女は、
始終悪酔しておるのと同じだと医学者は言っている。